作成に利用した道具の紹介です。
3Dプリンター関連
プリンター本体
ANYCUBIC MEGA-S 30000円
故障対応を考えると、Amazonか楽天のオフィシャルサイトでの購入がよさそうです。(購入1週間で調子がおかしくなり、返品しようかとかなり迷いました。ただ対応者によると思いますが、サポート応答は即日や数時間後。動き始めると安定しています。)
部品の最大サイズは80cm x 80cmのため、Monoprice Mini Delta V2 のようなプリンタ(直径110cmx高さ120cm) でも再現できると思います。
フィラメント
PLAをお奨めします。はじめは、強度を考慮してPETGを利用していましたが、PLAでも十分な強度があるとわかりました。
ANYCUBIC PLA 2500円
Ultimaker Cura 4.12.1の「Generic PLA」のデフォルト設定のまま利用しています。これにSupportとSkirtを有効にしています。
- レイヤー高さ: 0.2mm
- インフィル密度:25%
- インフィルパターン:Grid
- 印刷温度: 200℃
- 初期印刷温度: 210℃
- ビルドプレート温度: 60℃
- 冷却 ファン速度: 70%
- サポートパターン:ジグザグ
ご参考までに、PETGは以下を利用していました。
PETG フィラメント,【TINMORRY】3Dプリンタ用造形材料 1.75mm 1Kg ブラック 2500円
Cura(4.9.1) 設定は以下でおよそ安定していました。ただ、糸引き等が課題でした。
- レイヤー高さ: 0.2mm
- インフィル密度:20%
- インフィルパターン:ジャイロイド
- 印刷温度: 240℃
- ビルドプレート温度: 70℃
- 冷却 ファン速度: 50%
- サポートパターン:ジグザグ
- 初期レイヤー高さ:0.3mm
- 引き戻し距離: 3mm
フィラメントBOX
フィラメントをなるべく乾燥させたほうがよいようです。
湿気の多い環境ならば、まず、これを準備すると安心です。
「ダイソー「密封容器5.5L」で作るフィラメント送出機能付きドライボックス」を参考に、適当に作ってみました。材料は以下。
- ダイソー「密封容器5.5L」
- ダイソー「湿度計」(温度と湿度が付いているタイプで適当に切断)
- ダイソー「除湿シート(革製品・カメラ保存用)5枚入り」(袋を切って、シリカゲルのみ利用)
- ダイソー「不織布水切りネット」
- 木材 (軸受けと底面用。タッピングネジや両面テープで固定)
- シリコンチューブ 5cm 100円(出入口用。抵抗が少ないテフロンチューブが良いですが、ホームセンターの園芸用シリコンチューブでも、とりあえず大丈夫でした)
湿度10%以下に保つことができています。下部の台は、フィラメントが多いときは不要です。少なくなってきたら、出口で詰まる感じになるので、台で底上げするとスムーズになりました。
3Dソフト
Autodesk Fusion 360 個人無償ライセンス
適当な操作では難しかったです。Fusion 360 マスターズガイド ベーシック編 改訂第2版 を読み始めて、ようやく分かってきました。
その他
工具
穴あけ
- 1.0mm, 2.0mm,3.0mmのドリル 例:タミヤ 74049 [ベーシックドリル刃セット] 1200円
- ピンバイス 例:タミヤ 74050 [精密ピンバイスD 0.1~3.2mm] 1400円
利用していませんが、こんなセットもありました。ウェーブ HGワンタッチピンバイスセット
切断
- カッター(クラフトナイフ) 例:タミヤ 74040 モデラーズナイフ 800円
ドライバー
マグネット付きが便利です。
- プラス0 ドライバ 例:ベッセル クリスタライン ドライバー 〈細軸タイプ〉 +0×75 6100 300円 狭い場所で利用するため、軸長は75㎜あったほうがよいです。
- プラス1 ドライバ 例:ベッセル ボールグリップドライバー No.220 プラス1×75 350円
スパナ
- M2スパナ 例: KTC MS2-04 [コンビネーションレンチ4mm] 650円
その他
- USB A オス メス 延長ケーブル 1m ON/OFF スイッチ付き データ転送サポート 600円 Micro:bitのコード編集時に重宝しています。